秀文网在校教育文学内容页

妖怪文化流行背後の日本人――女妖怪を中心

2026-04-11 15:39:24文学109
妖怪文化流行背後の日本人
――女妖怪を中心

概要:本論文の研究対象は日本の妖怪、特に女妖怪である。日本の妖怪の起源、発展についての分析、及び日本の女妖怪と中国や西洋の女妖怪との比較を通じて、日本の女妖怪の独特の点を掘り出し、その独特な点に隠れた日本人の心理特徴や独特の日本文化を明らかにすることにより、日本文化の内包への理解を深めると期待されている。

概  要:本次论文的研究对象是日本的妖怪、特别是女妖怪。通过对日本妖怪的起源、发展的分析,以及日本女妖怪与中国及西洋女妖怪的比较异同,找出日本女妖怪的特点,查明日本妖怪文化所潜藏的日本人的心理特点以及独特的日本文化,以期加深对日本文化内涵的理解。
 
关键词:妖怪文化;女妖怪;日本文化
 
  
序 章 研究目的と先行研究 1
1節 研究目的
2  先行研究
第1章 妖怪について
1節 妖怪の定義
2節 日本妖怪と外国妖怪との違い 2
第2章 日本妖怪文化の起源と発展
1節 日本妖怪文化の起源
2節 日本妖怪文化の発展 3
3章 女妖怪への考察 4
1節 日本の女妖怪 4
2節 外国の女妖怪と日本の女妖怪との比較 5
3節 日本の女妖怪の特徴 6
第4章 女妖怪から見る日本人 7
1節 日本人の悲劇美学 7
2節 日本人の女性崇拝心理 7
3節 日本人のコントラスト美学 8
4節 日本人の性格の両面性 9
終 章 9
参考文献
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

序 章 研究目的と先行研究

 
第1節 研究目的
 
日本の妖怪文化は長い歴史がある。民間説話のみならず、様々な妖怪を詳しく画く絵本と妖怪を題材としてのアニメや映画などから日本人が妖怪文化に熱中することがわかる。
日本と中国の文化交流は大昔から始まってきたので、日本の妖怪文化は中国から少なからぬ影響を受け、中国の妖怪文化、特に女妖怪と似た点をいくらか見せているが、自分の文化や思想と結びつき、中国のものと違う、独特な点もある。一方、文化の差があるため、西洋と日本の妖怪も様々な異同点がある。
本論文が日本の妖怪文化の起源や発展への考察、中国、西洋の妖怪との比較を通じて、その文化や思想を明らかにしたいと思う。
 
第2節 先行研究
 
国内研究の現状は、李婷の『浅析日本妖怪文化』は妖怪の分類を中心として簡単に日本の妖怪の起源やその発展などを紹介した。王茹辛が書いた『日本文化中的“异类形象”浅论』は様々な異類の特徴から出発し、魔女、子供、妖怪や幽霊が含まれる文化をそれぞれ分析し、その中から日本人の死亡観と美学を発見する。王新禧の書いた『宛如梦幻:日本妖怪奇谭』は歴史の流れとともに、様々の日本妖怪を詳しく紹介した。郝雯の『中日古典文学中的复仇“女鬼”与“女幽灵”形象异同』は中日の女鬼と女幽霊の対比を通じて、さまざまな角度から文化の差異が見られることと指摘した。
海外では、妖怪文化を研究する資料がかなり多い。例えば、小松和彦が書いた『妖怪学新考―妖怪からみる日本人の心』は数多くの「妖怪」をならべ、現代の生活空間の中に隠されている空間──妖怪世界の領域から日本人の心のあり方を研究した。宮田登が書いた『妖怪の民俗学』は様々な奇怪な現象を分析し、妖怪とは何か、また都市空間の持つ魔性についても研究した。
日本では妖怪文化は民俗文化の一つとして、かなり研究されているが、女妖怪を研究するものはまだ少ない。また、女妖怪が数多く存在する原因から日本文化を研究する資料も多くない。手元に収集した資料は様々な角度から妖怪文化を研究し、それぞれ自分の特色を持つものである。しかし、大体の資料はただ日本の妖怪の種類を紹介するものであり、その妖怪文化の裏に秘められている日本文化については述べていない。
 
1章 妖怪について
 
第1節 妖怪の定義
 
「妖怪」という言葉は1800年前の中国の東晋の学者干宝が書いた『捜神記』に「妖怪者、蓋精気之依物者也。気乱于中、物変于外、形神気質、表裏之用也。本于五行(金、木、水、火、土)、通于五事(貌、言、視、聴、思)、虽消息昇降、化動万端、其于休咎(吉、凶、禍、福)之征、皆可得域而論矣。」と書いている。
井上円了が書いた『妖怪学講義』によると「妖怪」は文化の制限のため、人間は科学で解釈するのが難しい物事や現象。中国の学者蔡元培はその解釈を「妖怪者何耶、其义未定、或曰幽霊、或曰神凭、或曰鬼魅、或曰狐惑、或若阴火、若神光、若奇草、若异木、是皆妖怪之現象、而非奇解釈也。其解釈、則或云不思議、或云異常及変態。」と訳した。
日本の学者中野美代子は『中国の妖怪』という本を書いた。中野美代子の説明によると「妖怪」は動物や植物と違う、或いは人間が想像に作った動物や植物を超える現実形態や生存形態であるということである。
西洋には「妖怪」と意味が完全に同じ言葉はないが、意味の近い言葉はある。例えば、「monster」という言葉は「怪物」にあたり、「fairy」という言葉は「精霊」に当たる。
ここでは、中国、日本、及び西洋、妖怪の定義をたくさん引用したが、まとめて見れば、妖怪は次のような特徴を持つ。
(1)妖怪はいつも特定の場合に出る。
(2)妖怪の形や行為はいつも人間の認識を超える。
(3)妖怪に特定の行動対象がない。
(4)妖怪は人間と違う、独特なやり方がある。
 
第2節 日本妖怪と外国妖怪との違い
西洋民間伝説におけるフェアリーは妖精にあたる。文化人類学のアニミズムにおいては、妖怪も妖精もフェアリーに含まれていた。現在の日本では、妖怪を英語で紹介するときにはモンスターという言葉を使うが、怪物にぴったりする。モンスターは妖怪ではなく、それは英語には妖怪にまったく意味が合うものがないためである。
 
中国では、「妖怪」という言葉は表記するが、「妖鬼」「妖精」「妖魔」「妖魅」「妖霊」といった表現もある。日本では中国の「妖怪」という言葉と同義では使われないが、中国の「妖怪」と日本の「妖怪」とは意味的に一部分重なっているが、日本では「妖精」「精霊」「精怪」で妖怪の代わりに使うことも時々ある。
日本では、欧州や西方大陸で伝承される怪物、妖精の類も、「西洋妖怪」として扱われる。一方、中国の奇書『山海経』など、中国由来のものを「中国妖怪」と呼ぶ例もある。中国の「妖怪」にしても、西洋の「怪物」「妖精」などにしても、日本に伝わると「妖怪」に訳される。
 
2章 日本妖怪文化の起源と発展
 
第1節 日本妖怪文化の起源
 
日本の妖怪の産生は日本独特な自然環境に密接な関係がある。日本は太平洋の中の島であり、水は日本人の日常生活の中に一番重要な一部分である。だから、多くの妖怪の伝説は水と関係がある。また、日本列島の地形はとても複雑であり、昔の地域がひろくて、原始森林の中に猛獣があり、人間は比較的に弱い地位で生活していた。地震が非常に多いが、火山が爆発することもあり、そのほか、天候の変化も非常に猛烈で、台風や津波がしばしば起き、自然災害が常にある。科学技術が分からない古代人にとっては、このような複雑な現象が理解できないため、自然や動物に対して畏敬する心がうまれたのである。
人間より強い力を持つ自然の中はその見えない力で人間を支配している。災害、人生のこと、いろいろな理解できない現象は長い間解決できていないため、妖怪の姿は古代の日本人の心の中に現れた。日本の人々は自分の目で見えない、手で触れない、つまり自分の体でコントロールできない力をすべて妖怪に称するようになったのである。
 
第2節 日本妖怪文化の発展
 
平安時代から、 日本は中国の文化を習うために、遣唐使を派遣し、中国大陸との文化交流が非常に頻繁になった。中国の妖怪文化はその交流とともに日本に伝わった。例えば「天狗」というものはもともと中国の奇書『山海経』の中の妖怪であるが、日本について日本の人々に知られて受けることになった。
室町時代になって、土佐光信という画家妖怪画をかき始め、妖怪画の創始人になった。妖怪のイメージは土佐光信の手によって生き生きとするようになり、次第に人々に受けられた。
その中で最も有名な作品は土佐光信の「百鬼夜行絵巻」である。その後、ほとんどの妖怪のイメージは「百鬼夜行絵巻」に基づいて作られたのである。
江戸時代は、商品経済の大発展時期で、品物から変わった妖怪の姿も見られるようになった。最も有名なのは「百鬼夜行絵巻」の中に出た、琵琶、傘、木魚、鍋などの古い物が人々に捨てられて非常に怒ったので、さまざまな妖怪になって夜中に出てきたシーンである。
科学技術の発達している今日、妖怪文化は娯楽文化の一種にもなり、妖怪に関する漫画やアニメ、映画などが日本文化産業の非常に重要な部分になった。戦後、アニメや漫画の迅速な発展に従って、妖怪のイメージは美化されて、人間らしくなった。妖怪漫画の第一人と呼ばれる水木しげるの作品『鬼太郎』の主人公は日本の国民の三大アニメーションのアイドルの中の一つだと言われる。その後、恐怖を主題にする漫画は流行し、そして次々と恐怖漫画の専門雑誌も現れる。多くの日本人は恐怖漫画中の妖怪が恐ろしいが、面白く、かわいいと評価して、心を奪われる。
 
3章 女妖怪への考察
 
日本の妖怪の中には中国や西洋と同じ、たくさんの女妖怪がいる。それだけではなく、日本の妖怪についての絵本の中に大体性別のない妖怪は女性化にされることが多い。これは古代日本の女の地位が低く、生きている間人に差別されて圧迫されていた女性は、死んだら残酷な妖怪になるのである。
 
第1節 日本の女妖怪
 
第1項 雪女
 
日本の伝統的な妖怪。普通は雪山の中で生活して、よく雪の夜に出没し、白衣を着て、非常に美しい女の妖怪である。冷酷な彼女はよく山中に入る男子を誰もいない地方に引きつけ、そしてその男の魂を取り去って、男子を氷結して観賞する。このような悲しい伝説もある。昔、雪女はある男子を気の毒に思って「人に言い出してはいけない」と、その男を殺さないで帰らせた。そして、雪女は人間に偽装してその男のお嫁さんになって、約束を守ることができるかどうかと男のそばについて調べてみるが、男は我慢できなくて、妻に雪女と出会っ
たことを言い出した。それで、雪女は涙を流しながら、その約束を破った男を殺し、寒い雪山に帰ったのである。
 
第2項 骨女
 
生きていたころはよく人にいじめられて、侮辱された女である。死んだ後非常に憤慨するので、悪霊に化身して人を殺す。全身が骨だけが残っているため、よく他人の皮を使って自分を偽装する。中国『聊齋志異』の中の「画皮」と似ている。彼女が報復した対象には品性が不良な男性が多いといわれる。
 
第3項 橋姫
 
旦那さんに愛されない橋姫は旦那さんの浮気に不満を抱えた結果、橋から水に飛び込んで自殺した。夜になってもし橋を渡る、男を水の中に引きつけ、そして溺死させて、もし女は橋を渡る、強行してその女を水に入ることがたまにある。このような妖怪は比較的に可哀相な妖怪だと考えられる。
 
第4項 濡れ女
 
濡れ女という妖怪はよく温泉旅館に出没する。霧が立ちこめている温泉の中、半身を水に浸す女はすごく美しくて妖艶である。誘惑された男がゆっくりと近づいて、彼女とキスをしようとする時、女の水面の下の体が白骨であることを発見するということである。 
 
第2節 外国の女妖怪と日本の女妖怪との比較
 
第1項 中国と日本の女妖怪
 
日本の女妖怪の伝説は大体悲しい物語である。例えば、「人面樹」、「骨女」、「毛倡妓」、「累」など、彼女たちの過去は悲惨な境遇があったから、死んでから残酷で怖い妖怪になることが多い。日本妖怪民俗学者柳田国男の言うように、日本妖怪のもっとも大きな特徴は善と悪の二面性があり、この両面性はお互いに変わるということである。しかし、中国の女妖怪は「善」と「悪」にはっきり分けられているので、例えば、「九尾の狐」というよう妖怪は小説『封神演義』に出ていて、絶世の美女妲己へ化身して、殷紂王を誘惑して国を滅亡する悪い妖怪で、悪いことばかりをした。「白骨夫人」や「蜘蛛の精」も悪い妖怪であり、中国の『西遊記』に登場して、三蔵一行を襲ったことがあった。それに対して、いい妖怪は人間に恩返しをすることもある。例えば、「白娘子」は中国の四大民話伝説『白蛇伝』に登場する蛇妖である。命の恩人許仙に応えるため、美人に変化して、彼と結婚して子供を生んだ。
日本人は妖怪というものに対して恐怖を感じるとともに、可哀相な妖怪(特に女性の妖怪)を同情する。しかし、古代の中国では、人々が「妖怪」と言った言葉を耳にする時は恐れることとだけ感じて、今も同じであろう。中国には「紅顔禍水」という言葉があり、あまりにもきれいな女性は災禍を招くという意味である。これは中国が昔から男尊女卑の思想があり、きれいな女に化身する女妖怪をあまり受けられないから。
 
第2項 西洋と日本の女妖怪
 
まず、西洋の女妖怪は外観が日本のとものすごく違う。西洋の女妖怪は大体半身は人間の体、半身は動物(蛇、魚、鳥とか)である。例えば、「スキュラ」というのはギリシアの神話に登場した怪物である。彼女の上半身は美しい女性で、下半身は魚で、腹部が突き出て、そこに3列に並んだ歯を持つ6つの犬の前半身が生えているという。また、「メドゥ―サ」という妖怪:髪の毛は無数の毒蛇で、イノシシの歯、青銅の手、黄金の翼を持っている(腰に蛇をまいた姿や、下半身がイノシシの胴体と馬の下半身になった姿である)。また、「ラミアー」という妖怪も上半身は美しい女性で、下半身は蛇のイメージである。
西洋の女妖怪は神話の中の神様と関係が深い、この点では日本と完全違う。しかし、西方にしても、日本にしても、女性のイメージで出ている妖怪はいつも彼女たちのきれいな一面で人を誘惑して、そして、人を壊滅させる。これは誘惑を抵抗できるかどうかと人間を試練するのではないか。

 

終 章

 
日本の妖怪文化は民俗文化の一部であり、日本古代文化から影響を受けて、翻って以降の日本文化に影響している。日本の妖怪、特に女妖怪から日本民族の独特の心理特徴が見られる。日本人は苦労や恐怖を重ねて海に囲まれている狭い国にやってきて、どんなに怖いことにあっても逃げるところもなく、周りの人に気を使いながら暮らしてきている。狭い空間に抑えられている日本人は心で空間を開拓するしかなかったのである。妖怪文化を好むのは有限な空間からの逃避であると言えるであろう。「妖怪」は見えない神秘な空間を具体的なイメージで行ったり来たりして、日本人のなんとも言えない感情を託されているのではないだろうか。また、人間がつねに敵対者を排除することにより自分自身の存在の価値を強化する、これは昔から不変の道理である。妖怪は人々の恐怖心、恥、吐き出せない欲求を再現し、人間の悪い面に等しい。妖怪を無にする、妖怪を殺すことは人間の悪い面を無にすることである。したがって、妖怪はほとんど人間の敵対者として登場して、悪いことをやり、最後に人間に殺されることになる。つまり、日本人は敵対者である妖怪を無にすることによって人間のよさを確認するのである。これこそ妖怪文化流行背後の日本人の本質である。
現代日本では妖怪文化が流行っているというのは、価値観が混乱し、人間が不安な状態に落ちているため、伝統的な価値観への復帰により心をやすませるという夢が生まれたということである。妖怪学の研究は人生の意義を探求する切り口として、プラスの価値がある。時間のたつにつれて、妖怪は変わってきた。今後も変わり続けていく。それは日本人が変わったのである。日本人の変化とともに変わる日本の妖怪文化どのように変わっていくのか、私の今後の課題となるかもしれない。
 
 
 
 
 

参考文献

[1]小松和彦.妖怪学新考―妖怪からみる日本人の心[M].小学館,2000

[2]岡崎義恵.艷と妖艷[M].宝文館,1969:23-35
[3]鈴木修次.中国文学と日本文学[M].東京書籍,1981:80-90
[5]谷山茂.谷山茂著作集(1).幽玄[M].角川書店,1982:145-166
[6]能勢朝次.幽玄論[M].河出書房,1944:55-75
[7]久松潜一.日本文学評論史.総論歌論篇[M].至文堂,1940:30-35
[8]松岡ひとみ.「幽玄」論の再検討[J]. 日本:香椎潟.1978,23(12):34-42
[9]村尾誠一.日本和歌における「理」の一考察[J].東京外国語大学論集,1990,40:387-400
……
[7] 郝雯.中日古典文学中的复仇“女鬼”与“女幽灵”形象异同[D].东北师范大学,2008
[8] 寒漪.日本动画病态审美观揭橥[J].吉林艺术学院学报,2007,15:111-123
[9] 王茹辛.日本文化中的“异类形象”浅论[J].日本研究.2007,2(13):23-25
……
 
 
 




 
再来一篇
下一篇:从目的论视角看《瞬息京华》中的民俗翻译
猜你喜欢